■表面物性研究会

 関西支部では、表面技術に対する若手研究者及び技術者の啓蒙の場として
「表面物性研究会(過去の表面物性研究会一覧)」を春と秋に開催しております。

令和6年度第1回表面物性研究会
-表面処理分野におけるAI技術の活用-
(PDF版案内はこちら

主 催: (一社)表面技術協会関西支部
協 賛: (一社)エレクトロニクス実装学会関西支部
近畿アルミニウム表面処理研究会
(公社)電気化学会関西支部
電気鍍金研究会
(公社)日本表面真空学会関西支部
(公社)日本材料学会関西支部

標記の行事を開催いたしますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日 時 令和6年6月11日(火) 13:30~16:50
 
開催方法 (地独)大阪産業技術研究所森之宮センター 3F大講堂
ならびに、Zoomによるオンライン配信
 
プログラム 開会の挨拶
藤田 直幸(表面技術協会 関西支部 支部長)
 
  (1) 湿式めっきの熟練技能のデジタル化とAIを活用しためっきDX、プロセス・インフォマティクス 13:35~15:05
産業技術総合研究所 製造技術研究部門 構造・加工信頼性研究グループ 廣瀬 伸吾 氏

めっきに関する技術知識情報を集約した「めっきデータベース」や、
技能の見える化を目指しためっき工程管理を実践する
「めっき加工テンプレート」など、熟練者の考え方やノウハウをソフトウェアに蓄積し、
デジタル化された自社での共有手法について紹介します。
また、AIによる良否判定やシミュレーションとAIの融合などの
多量のデータとAIを結びつけた「めっきプロセス・インフォマティクス」について示し、
デジタル化社会に対応するめっきについて議論したいと思います。
 
(2) AI技術の進化と産業応用:HLACによる外観検査プロダクトの革新 15:20~16:50
株式会社アダコテック AIエンジニア 永井 健 氏

近年、AI技術の革新が著しく、今まで不可能であった画像検査をこなせるようになっている。
しかし、工場の現場では高価なGPUを使うのが困難、
検査時間が生産数に影響するという問題から軽量なアルゴリズムが求められている。
そこで、アダコテックでは産総研発の技術であるHLACを使った画像処理を強みとして、
外観検査プロダクトを提供している。
本講演ではAI画像処理の歴史とともに弊社の技術とその適用事例を紹介する。
講演の中で弊社技術の表面検査への適用可能性についても議論したい。
 
参加費
    (消費税含む)
表協会員、協賛団体会員 3,000円
一般 5,000円
学生 1,000円
 
定 員 会場 80名、オンライン 100名
 
申込締め切り 令和6年6月4日(火)
 
申込方法 参加ご希望の方は、こちらよりお申込み下さい。 (推奨)
あるいは、FAXにて下記宛に送付下さい。
※参加申し込み受付後、振込先をお知らせします。(振込期限:6月6日(木))
 現地参加の方も事前のお振込をお願いいたします。
 
申込・問合せ先 (一社)表面技術協会 関西支部 事務局 (担当:石川・森)
  〒606-0805
  京都市左京区下鴨森本町15番地
  (一財)生産開発科学研究所内
  TEL:075-781-1107
  FAX:075-791-7659
  E-mail:メールアドレスの画像