■表面物性研究会

 関西支部では、表面技術に対する若手研究者及び技術者の啓蒙の場として
「表面物性研究会(過去の表面物性研究会一覧)」を春と秋に開催しております。

令和5年度第1回表面物性研究会
-高品位酸化物半導体薄膜の形成技術とその応用-
(PDF版案内はこちら

主 催: (一社)表面技術協会関西支部
協 賛: (一社)エレクトロニクス実装学会関西支部
(地独)大阪産業技術研究所
近畿アルミニウム表面処理研究会
(公社)電気化学会関西支部
電気鍍金研究会
ドライコーティング研究会(AMPI)
(公社)日本材料学会関西支部
(公社)日本表面真空学会関西支部

標記の行事を開催いたしますので、多数ご参加下さいますようご案内申し上げます。

日 時 令和5年6月16日(金) 13:30~16:50
 
開催方法 (地独)大阪産業技術研究所森之宮センター 3F大講堂
ならびに、Zoomによるオンライン配信
 
プログラム 開会の挨拶
中村 知彦 (表面技術協会 関西支部 支部長)
 
  (1) 新しい酸化物の話:合成が難しい化合物をパワー半導体に応用する 13:35~15:05
立命館大学 総合科学技術研究機構 教授 金子 健太郎 氏

前半は、現在次世代のパワー半導体材料として注目されている、
準安定相α型酸化ガリウム(α-Ga2O3)やp型伝導を示す酸化イリジウム(α-Ir2O3)の合成手法とデバイス応用についてお話をします。
後半は、最近注目を集め始めているパワー半導体材料である二酸化ゲルマニウム(GeO2)薄膜の結晶成長手法と、
そのポテンシャルについて講演する予定です。
 
(2) 金属酸化物の”ある”創り方:水の中から酸化物材料・ナノ構造体・素子を創る 15:20~16:50
豊橋技術科学大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 教授 伊﨑 昌伸 氏

金属酸化物膜は、優れた光学的・電気的・磁気的性質から多種多様な機能性薄膜として活用され、
気相や溶相を用いた種々の方法によって作成することができる。
演者が検討してきた酸化物膜の水溶液電気化学反応を用いた”ある“直接形成方法について、研究開発の背景や端緒、
プロセスの熱力学設計と材料系の展開と限界、さらにナノ構造体や太陽光エネルギー変換素子などの半導体素子への展開について、
実例を引きながら概説する。
 
参加費
    (消費税含む)
表協会員、協賛団体会員 3,000円
一般 5,000円
学生 1,000円
 
定 員 会場 80名、オンライン 100名(先着順、定員に達し次第締切)
 
申込締め切り 令和5年6月12日(月)
 
申込方法 参加ご希望の方は、こちらよりお申込み下さい。 (推奨)
あるいは、FAXにて下記宛に送付下さい。
※参加申し込み受付後、振込先をお知らせします。
 現地参加の方も事前のお振込をお願いいたします。
 
申込・問合せ先 (一社)表面技術協会 関西支部 事務局 (担当:石川・森)
  〒606-0805
  京都市左京区下鴨森本町15番地
  (一財)生産開発科学研究所内
  TEL:075-781-1107
  FAX:075-791-7659
  E-mail:メールアドレスの画像