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「表面技術協会関西フォーラムに参加して」
近畿大学大学院
玉川 泰裕



はじめに、優秀講演賞という栄えある賞を頂き大変有り難く、実行委員をはじめ関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

私は、研究室に配属してから、チタン板の火花放電下によるアノード酸化を用いた人工骨の作製の研究を行ってまいりました。表面技術協会では2度の発表を経て、今回、1年半の総決算として本フォーラムにて発表させて頂き、優秀講演賞を頂戴させて頂きました。本フォーラムでは、様々な専門分野の方々の発表を拝聴して幅広い知識を得ることができ、また、あのような大きな会場で多くの方々に対して発表できる機会を得たことは学生生活の中でも非常に有意義な体験をさせていただいたと思っています。

 この研究に携わり、さまざまな失敗と先輩方のご助力による試行錯誤を繰り返し、発表を迎えることができました。不安いっぱいの発表でしたが、何とか発表を終え、懇親会にて受賞できたことを知り、達成感と感動で胸がいっぱいという貴重な体験をすることができ、とても嬉しく思いました。

最後になりましたが、今回の受賞においては、先生方や先輩方の常多大なるお力添えにより頂くことができ、深く御礼を申し上げます。そして、このような賞を与えてくださった方々の期待を裏切らぬよう、今後も精進していきたいと思います。