会員の声

平成18・19年度関西支部長就任のご挨拶

近畿大学理工学部 伊藤征司郎

 この度は、図らずも平成18・19年度の関西支部長に推挙されました。
 最初は、勤務先での仕事が忙しく、また、その器でもないので、辞退させていただこうと思っていたのですが、どうしてもという強いご推挙があり、また、入会以来、長きにわたってお世話になった表面技術協会に対して、少しでもお役に立てればと思い、お引き受けすることに致しました。歴代の支部長のように上手く職務を遂行できる自信も能力もありませんが、支部常任幹事をはじめ、皆様方の助けを借りながら精一杯努力したいと思いますので、会員の皆様にも温かいご支援とご協力をお願い申し上げます。
 景気もようやく回復の兆しが見えはじめたといわれていますが、依然として、多くの企業はもちろん、学協会や大学など、日本全体がいろんな意味で厳しい状況下にあるように思います。
 表面技術協会も御多分にもれず、会員の漸減に伴い、財政的に厳しい状況にあるように聞いております。この現状を打破するためには、新規会員をいかに増やすかにかかっていると思います。そのためには、タイムリーな企画で魅力ある講演会事業等を行い、魅力ある協会にすることが不可欠だと思います。その意味では、表面物性研究会、関西表面技術フォーラム、合同研究会の世話人の方方に多くのご負担をかけることになると思います。また、ホームページも藤田直幸常任幹事のご努力に充実してきておりますが、これもより一層充実させ、会員サービスの向上を図る必要があると思います。
 事務局は、奥野製薬工業梶@奥野和義社長のご好意により大阪府立産業技術総合研究所から奥野製薬工業梶@企画開発部に移転することになりました。また、事務は、松村宗順常任幹事と上阪礼奈さんに担当していただくことになりました。
 先にも述べましたように、上手く職務を遂行できるかどうかわかりませんが、常任幹事をはじめとする皆様方のご理解とご協力を得て、何とか任期を全うしたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。